未経験からWEBディレクターへ!キャリアを築く方法

こんにちは、株式会社FUTSUの代表、市岡です。

今回は、私が未経験からWEBディレクターとしてどのようにキャリアを築いてきたのか、その過程と学んだことについてお話しします。

私の経験が、同じような境遇にいる方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

目次

コロナ禍での転機:副業から始まったWEB業界への転身

私がWEB業界に足を踏み入れたのは、コロナ禍の最中、当時22歳の時でした。家庭を持ち、家を買ったばかりの私は、将来への不安を強く感じていました。特に、本業だけでは収入がギリギリの状態で、家族を支えるために何か新しいことを始める必要がありました。その時に考えたのが「副業」でした。

副業として始めたのが、WEBサイトの制作でした。当初は自分で学びながら小さな案件をこなすだけでしたが、次第にクライアントとの信頼関係が築かれ、仕事の依頼が増えていきました。

https://prog-8.com

苦労の連続:未経験者としての壁を乗り越える

未経験でスタートした私は、基本的なビジネスマナーや業界知識をゼロから学ばなければなりませんでした。

最初は、先輩や指導者がいない環境で、自分で調べ、試行錯誤を繰り返す日々でした。

特に苦労したのは、クライアントとの初めてのやり取りや、プロジェクトの進行管理でした。

何度もミスをしてしまい、その度に「自分には向いていないのかもしれない」と思ったこともあります。

それでも、私を支えてくれたのは、WEB制作のコミュニティに参加して得た仲間たちでした。

彼らと情報を共有し、励まし合うことで、少しずつ自信をつけることができました。

https://sooon-web.com/wssclass

コミュニケーション力の重要性:クライアントと制作チームをつなぐ役割

WEBディレクターとして成長する中で、最も重要だと感じたのは「コミュニケーション能力」でした。クライアント、デザイナー、エンジニア、それぞれの専門分野を理解し、その知識を基に適切なコミュニケーションを取ることが求められます。

初めは、専門用語すら理解できないこともありましたが、プロジェクトを進める中で必要な知識を身につけていきました。特に、クライアントとの信頼関係を築くためには、彼らのニーズを深く理解し、適切な提案をすることが不可欠です。そのために、日々勉強を怠らないことが大切だと感じています。

クライアントの要望をただ聞くだけではなく、制作チームの負担になりすぎないようにグリップを握るのもディレクターとしての大事なスキルだと思っています。

前職の経験:忍耐力とメンタルの強さ

前職では自動車の工場作業員として働いていました。月75時間の残業や夜勤、そして新入社員時代の上司からのパワハラなど、厳しい環境に身を置いていたこともありました。しかし、この経験が、現在の仕事において大きな助けとなっています。

WEBディレクションの仕事は、スケジュールが厳しいことや、複数のプロジェクトを同時に進めることが多いため、ストレスが溜まりやすい仕事です。

その中で重要なのは、強いメンタルと忍耐力です。どんなにスキルがあっても、メンタルが崩れてしまっては成果を出すことは難しいです。

WEBディレクターの楽しさ:創造と調整

WEBディレクターとして働く中で、最も楽しいと感じるのは、プロジェクトが無事に完了し、クライアントが満足している瞬間です。自分がディレクションしたプロジェクトが形になり、ユーザーに喜んでもらえることは、何よりも大きなやりがいです。

また、チーム全体をまとめ上げ、各メンバーの力を引き出して一つの目標に向かって進んでいく過程も、非常に充実感があります。デザイナーやエンジニアと連携し、クライアントの要望を反映させながら、プロジェクトを成功に導くことは、クリエイティブな挑戦そのものです。

さらに、常に新しい技術やトレンドをキャッチアップし、それをプロジェクトに取り入れることで、自分自身も成長できる点も魅力の一つです。WEBディレクターの仕事は、単に管理するだけでなく、常に学び続け、進化し続ける楽しさがあります。

未来への展望:テクノロジーと共に成長する会社

今後の目標としては、ディレクションスキルやデザインスキルにAI技術を組み合わせ、より効率的かつクリエイティブなプロジェクト運営を目指しています。AIをフル活用することで、より多くのクライアントに高品質なサービスを提供できるディレクターとしてステップアップしたいと考えています。

また、会社としてのビジョンはまだ明確ではありませんが、自分と同じように「何もなかった状態」からでもスキルを身につけ、成長したいと考える人たちを支援していきたいと思っています。私自身もまだ未熟ですが、一緒に高みを目指す仲間が増えることを心から願っています。

もし、この記事を読んで共感してくれる方がいれば、ぜひ一緒に仕事をしましょう。これからも、挑戦を続けていきます。

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