COLUMN

可児の製造業が若手採用で勝つ|採用サイトとInstagram連携術

可児の製造業が採用サイトとInstagramで若手人材を集める設計図

「ハローワークに求人を出しても応募が来ない」「合同説明会に出ても、結局その後の応募につながらない」——可児市の製造業の経営者から、こんな相談を毎月のように受けます。可児工業団地には金属加工、樹脂成形、自動車部品、食品機械など魅力的な企業が集まっているのに、若手の母集団形成に苦戦している企業がとても多い。

理由はシンプルで、今の高卒・20代は応募する前に必ずスマホで会社名を検索するからです。そこで会社の雰囲気が伝わらなければ、応募ボタンを押す前に離脱する。今回は私たちFUTSUが現場で見てきた、可児の製造業が採用サイトとInstagramを連携させて若手応募を増やす具体策をまとめます。

若手は応募する前に「3回」スマホで会社を見ている

応募までに必ず3回スマホで見られる1回目求人票で発見2回目社名で検索3回目応募直前に再確認このうち1回でも不安が残ると応募はされない
応募行動は一度では完結しない

高校の進路指導の先生や保護者からも、「気になる会社は必ずスマホで調べさせている」という声をよく聞きます。可児工業高校や近隣の高校生がよく見るのは、おおむね次の3タイミングです。

  • 求人票を渡されたとき、その場で社名検索する
  • 家に持ち帰って、保護者と一緒にもう一度見る
  • 応募を決めた後、「本当に大丈夫か」最終確認する

ここで会社のホームページが10年前のままだったり、Instagramを開いても投稿が止まっていたら、応募率は確実に下がります。逆に言えば、採用サイトとSNSさえ整えれば、可児の中小製造業でも大手に対抗できるということです。

「何を作っている会社か」が3秒で伝わる採用サイト設計

採用サイトトップに必須の4要素1. 何を作っているか製品写真と用途を1枚で例: 自動車の◯◯部品2. 誰が働いているか20代社員の顔写真名前と出身校つき3. 1日の働き方8:00出社 12:00昼食時間軸で具体的に4. 給与と休日初任給◯◯万円年間休日◯◯日と明記
抽象的な言葉より具体的な数字と写真

採用サイトでまずやるべきは、「うちは何を作っている会社なのか」を3秒で伝えることです。可児の製造業の多くはBtoBで、最終製品ではなく部品や中間材を扱っているため、高校生にはイメージしにくい。ここを翻訳してあげる必要があります。

  • 「精密プレス加工」→「あなたが乗る車のシートベルト金具を作っています」
  • 「樹脂成形」→「コンビニで使うコーヒーマシンの部品を作っています」
  • 「金型製造」→「スマホケースを大量生産するための型を作っています」

そして必ず20代の社員の顔写真と声を載せること。「自分と近い人がいる」と感じてもらえないと、保護者の説得材料にもなりません。「先輩は中津川出身、休日は美濃加茂のショッピングモールへ」くらいの生活感ある情報が効きます。

Instagramは「採用前の安心材料」として連携させる

採用サイトとInstagramの役割分担採用サイト「公式の答え」給与 休日 仕事内容先輩インタビュー会社の歴史と実績保護者も納得する場所Instagram「日常の空気感」工場の様子社員ランチ 誕生日新入社員の成長記録本人の安心材料になる場所
2つを連携させて初めて効果が出る

採用サイトとInstagramは、似ているようで役割が違います。採用サイトは「公式の答え」を載せる場所、Instagramは「日常の空気感」を伝える場所。両方そろって、はじめて若手の不安は消えます。

可児の製造業でうまくいっている事例を見ると、Instagramには次のような投稿が並んでいます。

  • 新入社員が初めて加工した部品を持って笑っている写真
  • 工場のお昼ご飯(社員食堂のメニュー紹介)
  • 夏祭りやボウリング大会など社内イベント
  • 機械を操作している若手社員の動画(リール)
  • 誕生日の社員を囲んでケーキを切るシーン

逆に避けたいのは、製品スペックや展示会出展報告ばかりの投稿。それはBtoB向けの発信であって、採用向けではありません。採用用と営業用のアカウントを分けるか、最低でもハイライト機能で「採用向け」をまとめておくと効果的です。採用サイトのフッターと先輩社員ページから、Instagramへの導線を必ず張りましょう。

運用は「月4投稿×先輩社員ローテーション」が現実解

月4投稿のローテーション例第1週先輩社員紹介20代担当第2週工場の仕事風景現場長担当第3週社内イベント総務担当第4週製品がどこで使われるか営業担当
担当を分散して継続を仕組み化

Instagramを始めたものの3ヶ月で止まってしまう——これが一番もったいないパターンです。止まったアカウントは、むしろマイナス印象を与えます。継続のコツは、一人の担当者に背負わせないことです。

毎週違う担当者が1投稿ずつ持つようにすれば、月4投稿は無理なく回せます。撮影はスマホで十分。むしろ作り込みすぎた写真より、現場のリアルが伝わる方が若手には刺さります。ハッシュタグには「#可児市」「#岐阜の製造業」「#工場見学」など地域ワードと業界ワードを5〜10個ほど。可児高校・東濃実業高校など近隣の高校生にリーチさせる工夫も必要です。

可児の若手採用、私たちFUTSUにご相談ください

可児市・可児工業団地周辺の製造業から、「採用サイトはあるけど10年前のままで、若手にどう見られているか分からない」というご相談を、私たちFUTSUは数多くいただいてきました。土岐市の制作会社として、東濃エリアの製造業の現場感を理解した上で、採用サイト制作からInstagramの運用設計、撮影サポートまで一気通貫でお手伝いできます。

「まず自社サイトのどこを直せばいいか診断してほしい」「Instagramの初期設計だけ相談したい」といった部分的なご依頼も歓迎です。お問い合わせフォームまたは無料見積もりページから、お気軽にご連絡ください。可児・多治見・土岐をはじめ東濃エリアであれば、対面でのご相談にも伺います。

記事一覧へ