COLUMN

多治見の古いサイトを引き継ぎたい|前の業者と連絡が取れない時の対処法

古いホームページのドメインとサーバーを引き継ぐ手順を示す図解

「10年前にホームページを作ってもらった業者と、ここ数年連絡が取れない」「更新をお願いしたいのに返事がない」「そもそも今のサイトのドメインもサーバーも、誰が管理しているのか分からない」——多治見や土岐、東濃エリアの経営者から、私たち株式会社FUTSUにこのご相談が寄せられる頻度は、想像以上に高いです。

個人事業のWeb制作者が廃業していたり、当時の担当者が退職して引き継ぎがなかったり、会社ごと消えていたり。理由はさまざまですが、放置するとドメインを失うという最悪の事態も起こり得ます。この記事では、まず何を確認すべきか、そしてどう引き継ぎ・移管を進めるかを、現場の順番で整理します。

まず確認すべき「3つの所有権」

最初にやるべきは、今のホームページを構成している要素の所有権を切り分けることです。ざっくり分けると3つ。ドメイン、サーバー、そしてサイトデータ(HTMLや画像、WordPressなど)です。

ホームページを構成する3つの所有権ドメインexample.co.jpお名前.comムームードメイン等失うと再取得困難サーバーデータの置き場所エックスサーバーさくら ロリポップ等止まるとサイト消滅サイトデータ中身のファイルHTML CSS 画像WordPress DBバックアップ必須この3つを別々に押さえるのが引き継ぎの第一歩
3要素を切り分けて所有状況を確認する

それぞれ確認方法は違います。ドメインは「WHOIS検索」で登録者情報を調べられます。「aguse」や「JPRS WHOIS」などのサイトに自社ドメインを入れると、登録者名・管理会社(レジストラ)・有効期限が出てきます。ここに自社名ではなく制作業者の名前が入っていたら要注意です。

サーバーは、過去の契約書やクレジットカードの引き落とし履歴、メールの受信箱を「エックスサーバー」「さくら」「ロリポップ」などのキーワードで検索すると手掛かりが出ます。誰の名義で契約されているか、支払いは誰が続けているかがポイントです。

連絡がつかない業者への現実的な打診方法

所有権が業者側にあると分かった場合、次はその業者にどうアクセスするか。ここで焦って新しいサイトを別ドメインで作ってしまうと、10年積み上げた検索評価を丸ごと捨てることになります。

連絡がつかない業者への段階的アプローチSTEP 1メール 電話再度連絡STEP 2登記簿 SNS現況を調査STEP 3書面で通知移管を要求STEP 4取り戻せない場合並行移行を準備並行して必ずやること現在のサイト全ページのバックアップ取得ドメインの有効期限を確認問い合わせフォームの受信状況を確認
連絡と並行してバックアップを進める

実際に多治見のあるお客様では、10年前に個人で受けていた制作者と連絡が取れず、法人登記を調べたところ既に廃業。しかしドメインの請求書はまだ届いており、支払先の代行会社経由で名義変更ができた、というケースがありました。諦める前に、支払いの流れを逆にたどるのが有効です。多治見エリアの制作事情については多治見市向けページでも触れています。

それでもダメな場合は、内容証明郵便で移管請求を送る、というのが最終手段。ただし現実には、書面を送るより「新しいドメインとサーバーで並行運用しながら旧サイトから301リダイレクトで引き継ぐ」ほうが早いこともあります。

ドメインを失う前にやるべき初動

最も避けたいのは、業者との連絡が取れないままドメインの更新期限が切れて失効することです。企業ドメイン(.co.jp や独自の .com)は10年以上使うと、名刺・看板・取引先の連絡先・Googleの評価すべてに紐付いています。これを失うと、再構築コストは想像を超えます。

ドメイン失効までのタイムライン有効期限この日を過ぎるとサイト停止の危険+30日猶予期間まだ更新可能+60〜75日復旧手数料が数万円発生完全失効第三者が取得可能にまず WHOIS で有効期限を確認残り3か月を切っていたら、移管準備を最優先で開始する
失効するとドメインは取り戻せなくなる

具体的な初動は次の通りです。

  • WHOISでドメインの有効期限を確認する
  • 現サイトの全ページをブラウザや専用ツールでバックアップする
  • 問い合わせフォームの送信先メールが今も届いているか確認
  • Googleビジネスプロフィールや各種SNSとの紐付け先URLを把握

特に問い合わせフォームは盲点です。送信先メールが古い業者のサーバー内アドレスになっていて、問い合わせが数年分行方不明だった、という東濃の企業を実際に見たことがあります。

サーバー移管と新サイトへの現実的な進め方

所有権の整理が終わったら、いよいよ移管です。パターンは大きく2つ。ドメインを取り戻せた場合と、取り戻せず新規ドメインで作り直す場合で、進め方が変わります。

2つの移行パターンA ドメインを引き継げる1. 新サーバー契約2. 新サイト構築 動作確認3. DNS切替で瞬時に反映4. メールも移行SEO評価をそのまま維持期間 2〜4週間B 新規ドメインで再構築1. 新ドメイン取得2. 新サイト構築3. 名刺 GBP等を更新4. 旧サイト回収を継続交渉SEOはゼロからやり直し期間 1〜3か月
可能な限りAパターンで進めたい

Aパターンなら、ドメインを新しいレジストラ(お名前.com、ムームードメイン、Xserverドメイン等)に移管申請し、あわせて新サーバー上に新しいサイトを構築します。DNS(ドメインと接続先サーバーを紐付ける仕組み)を切り替えた瞬間に、ユーザーからは新サイトが見える、という流れです。切り替え作業自体は数分ですが、事前準備が9割です。

Bパターンは、正直しんどい選択です。ただ、旧業者がドメインを渡す気がない・料金を吊り上げてくるなど交渉が難航する場合、時間を無駄にせず新ドメインで走り出すほうが結果的に早いこともあります。私たちFUTSUでは、旧サイトのコンテンツを新ドメインに引き継ぎつつ、名刺やGoogleビジネスプロフィール、取引先への通知まで含めて段取りします。

お気軽にご相談ください

「WHOISを見ても英語ばかりで分からない」「そもそも今のサイトを誰が管理しているのか特定できない」——そういう状態でも大丈夫です。私たち株式会社FUTSUは岐阜県土岐市のWeb制作会社として、多治見・瑞浪・恵那・可児など東濃エリアの企業から、この種の引き継ぎ相談を数多くお受けしてきました。所有権の調査から、旧業者との交渉サポート、サーバー移管、新サイト構築まで、状況に応じて必要なところだけお手伝いすることも可能です。

まずは現状のURLを教えていただければ、WHOISと表側の情報から何が引き継ぎ可能で、何が急ぎかを無料で診断します。ドメイン失効まで時間がないケースもあるので、気になった段階で早めにお問い合わせください。移管費用や新サイト費用の目安が知りたい方は無料見積もりからどうぞ。

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