COLUMN

多治見のタイル卸が指名検索で負けない BtoBサイト改修術

多治見のタイル卸・陶磁器メーカー向けBtoBサイトリニューアルの解説図

展示会で名刺を交換した。問屋さんから紹介を受けた。設計事務所が新しいタイルを探している——。BtoBの取引は、こうした「人」のつながりから始まることがほとんどです。ただ、その後に必ず挟まる工程があります。相手が会社名で検索する、という工程です。

多治見市や笠原町でタイル・陶磁器の製造卸を営む会社のWebサイトを拝見すると、2015年頃で時間が止まっているケースが少なくありません。スマホで開くとレイアウトが崩れ、製品写真は数枚、仕様もロットも書かれていない。これでは、せっかくの引き合いがサイトで止まります。今回は、私たちFUTSUが現場で見てきた「BtoBサイトで指名検索を勝ち切るための設計」を整理します。

指名検索でサイトが見られる瞬間に何が起きているか

展示会後 相手はこう動く展示会で名刺交換社名でGoogle検索サイトで判断される商談へor 終了古いサイトのとき相手は何を思うか現役で動いているのか取引してくれる規模なのか担当が変わって連絡しにくい
指名検索は商談前の最終チェック

私たちが多治見市内の卸会社で実際に聞いた話です。「展示会で熱心だった設計事務所から、その後連絡がなかった」。理由を尋ねたところ、後日「サイトを見てロットや納期感がわからず、別の会社に決めた」と打ち明けられたそうです。

BtoBの相手は、社名検索でサイトを開いた数十秒で、「この会社は今も動いているか」「自社規模の取引が成立するか」「誰に問い合わせればいいか」を判断しています。古い「お知らせ」が2019年で止まっていれば、それだけで候補から外れることもあります。

タイル卸のBtoBサイトに最低限必要な5つの情報

商談を進めるために載せるべき5項目製品仕様サイズ 釉薬 吸水率 耐熱 用途区分ロットと在庫最小発注数 定番在庫 別注の可否納期目安在庫品 受注生産 別注の標準リードタイム設備と生産体制窯の種類 月産能力 自社/協力工場取引の流れ見積依頼 サンプル 与信 納品までの工程
仕様 ロット 納期 設備 取引フロー

タイル・陶磁器卸のBtoBサイトに載せるべき情報は、消費者向けECとはまったく違います。発注側が知りたいのは「これは自社の案件に使えるのか」「いつ届くのか」「どうやって取引が始まるのか」。具体的には次の5つです。

  • 製品仕様:サイズ展開、釉薬の種類、吸水率、耐熱性、内装用か外装用かの用途区分
  • ロットと在庫:最小発注数、定番在庫品の有無、別注対応の可否
  • 納期目安:在庫品なら何日、受注生産なら何週間、別注なら何ヶ月という標準リードタイム
  • 設備・生産体制:使用している窯の種類、月産能力、自社製造か協力工場かの区分
  • 取引の流れ:見積依頼 → サンプル送付 → 与信 → 初回発注 → 納品までの工程

「うちは案件ごとに違うから書けない」とよく言われます。ただし、「ケースによる」と書いてあるだけで問い合わせのハードルは大きく下がります。標準的な目安と「相談可」の幅を併記する。これだけで十分です。

リニューアルの優先順位 全部を一度にやらない

BtoBサイト改修の3段階第1段会社情報 連絡先第2段 製品と取引情報仕様 ロット 納期 取引フロー第3段 ブランド強化と更新運用事例 採用 お知らせの更新体制まず1ヶ月次の2 3ヶ月半年以降
土台から固める3段階リニューアル

「フルリニューアルで300万円」と聞いて、判断を先送りにしている多治見の経営者の方は多いはずです。私たちFUTSUは、BtoBサイトの改修を一気にやることをあまり勧めません。引き合い獲得のために本当に効くのは、優先順位を決めて段階的に直すやり方です。

第1段(最初の1ヶ月)は、会社情報と連絡先を「現役」に見せる修正です。代表挨拶の更新、所在地・電話・FAX・メール・営業時間の見直し、スマホ表示の最低限の崩れ修正、SSL化。ここだけでも、指名検索後の離脱は明らかに減ります。

第2段(2〜3ヶ月)で、製品情報と取引フローを整えます。製品ページに仕様・ロット・納期を入れる。問い合わせフォームに「サンプル希望」「見積希望」「OEM相談」の選択肢を用意する。ここがBtoB引き合いの心臓部です。

第3段(半年以降)で、施工事例ページや採用情報、お知らせの定期更新といったブランド強化に進みます。順番を逆にすると、見た目はきれいになったのに引き合いは増えない、という結果になりがちです。

展示会前後の「検索される瞬間」に備える運用

展示会を起点にした更新リズム2週間前出展告知新製品ページ公開展示会当日名刺にURL明記QRコード活用3日以内御礼メール送付該当ページへ誘導1ヶ月後レポート公開事例追加サイトが更新されていることが信頼の証になる
展示会を起点に更新リズムを作る

サイトを直したら終わりではありません。BtoBの引き合いは、展示会・業界紙・紹介といった「外」のきっかけと連動します。私たちが東濃の取引先と組み立てている運用パターンは、こんな具合です。

  • 展示会の2週間前に出展告知と新製品ページを公開。社名検索した相手が最新情報に触れる
  • 展示会当日、名刺・パンフレットに必ずサイトURLとQRコードを載せる
  • 名刺交換から3日以内に御礼メールを送り、相手が興味を持ちそうな製品ページのURLを添える
  • 1ヶ月後に出展レポートをお知らせに掲載。「動いている会社」の印象が継続する

月に1〜2本のお知らせ更新で十分です。完璧な記事を書く必要はなく、新製品の入荷、窯の稼働状況、社内見学の受け入れなど、現場の事実を短く載せていく。これが指名検索時の「現役感」を生みます。

多治見・笠原のタイル卸の皆様 お気軽にご相談ください

FUTSUへの相談から改修まで1 ヒアリング現状サイト確認取引先 引き合い2 優先順位段階提案と無料見積もり3 改修と運用第1段から順に更新支援も土岐市から多治見 笠原まで車で20分現場を直接見てご提案します
段階的な改修で無理なく前へ

私たちFUTSUは岐阜県土岐市のWeb制作会社です。多治見市・笠原町・瑞浪市と地続きのエリアで、タイル・陶磁器・窯業関連の事業者様と日頃から接しています。だからこそ、「展示会で交わした名刺の重み」「設計事務所からの一本の電話の価値」を踏まえたサイト設計が可能だと考えています。

「フルリニューアルする予算はないが、引き合いを取り逃したくない」「自社の製品をどう載せれば伝わるかわからない」——そんな段階のご相談こそ歓迎します。現状サイトの診断から、段階的な改修プラン、運用のサポートまで、無理のないご提案を心がけています。お問い合わせフォームまたは無料見積もりページから、お気軽にご連絡ください。土岐から多治見・笠原・瑞浪まで、車で20〜30分の距離です。現場を直接見せていただければ、より具体的なご提案ができます。

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